お嫁さんの実家からのお中元お歳暮をお断りしたいときの角の立たない例文集
最近になって減ってきたようにも思う、日本の古い習慣であるお中元、お歳暮。
このやりとり、じつはやめたいと思っている人、結構多いのではないでしょうか?
年配の方は、このやりとりは苦痛に感じない(むしろ楽しみにしている)方も多いと思います。しかし、若い世代にとっては結構負担になったりしますよね。
特に結婚したときにお嫁さんの実家から届くようになって、そのお返しするのがちょっと疲れてきた…なんて家庭も多いのではないでしょうか。
今回はお嫁さんの実家からのお中元、お歳暮のやりとりをやめたいと考えている方のために角の立たない断り方を紹介していきたいと思います。
「そのまま贈らないようにすれば終わりじゃん!」
と思う方も中にはいると思います。
ただ、贈られてきたのに無視するのは気がひけますよね?
でもやはり、直接伝える勇気がない、という方のために、お中元お歳暮と一緒に添える「今回で終わりにしたい」という旨の添状の例文を紹介していきたいと思います。
ぜひ、こちらで紹介した文例をそのまま使っていただければと思います。
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お嫁さんの実家からのお中元のお断り例文
お嫁さんの実家からお中元やお歳暮が贈られてきたときに、一番角の立たない、そしてこちら側も不快にならない、みんなが納得できる方法を紹介します。
それは、お中元やお歳暮のお返しの品に「挨拶状」を添えて、今回で最後にする、というやり方です。
挨拶状というのは、
「これで今後のお中元お歳暮のお付き合いは終わりになると思います。」
といった内容の案内文です。
これをすることで今回限りで終わりにすることができると思います。
基本的な文章例はこちら↓です。
普通の時候の挨拶のあとに、
いつもお心遣いありがとうございます。
私どもも高齢になり、盆暮れのご挨拶を欠礼させていただく事に致しました。
今までありがとう御座いました。
又は、
季節の御挨拶もおっくうになって参りました。
このたびの御挨拶を最後にいたしたくお知らせ申し上げます。
長い間本当にありがとうございました。
最初に挙げた方は、「私どもも高齢になり」とあるので、自分が高齢ではないかぎり、あまりオススメはしません。2つ目の方を使っていただくのが無難かとも思います。
また、上の2つがちょっと軽々しいなと感じる方や、ご年配の方に贈りたい方は、
毎々、お中元(あるいはお歳暮)を賜わりまして恐縮致しております。
毎々、お中元(あるいはお歳暮)を賜わりまして恐縮致しております。
お気持ちのみ賜わり、今後は御放念戴きたく存じます。
といった感じの文章がよいでしょう。
肝心なのは、「今回で終わり」ということをきちんと彷彿させることです。
お嫁さんの実家のお中元をお断りした次の年
前回のときに「これで最後」の旨をきちんと伝えているから大丈夫だろうと思った翌年、中には勘が悪くて贈ってくる方もいます。または、すっかり忘れてまた贈ってしまう方も。
ただ、こうなった場合は、もう贈り返さなくて大丈夫です。
なぜなら、前回のときに「これで最後」と伝えているのですから。
ここで少し、SNSでのお中元やめたい論を見てみましょう。
実家とのお中元やお歳暮は数年前にやめました。
お互いに買いに行ったり選んだりする手間もあるし、母も高齢になり大変そうでしたし…
お中元とか面倒ですよね~年賀状もほんとめんどくさくなってきた
今年もお中元をたくさんもらいましたが、いらないものも多い(-_-;)
いらないものもらっておきながらこちらも贈らなければならないことに違和感。
お互いに負担になるのならばお中元なんてやめればいいのに…
こういった意見が多くみられました。
また、ネットでも見てみると、
スルーすればいいだけでは?
お断りの文章なんて必要ある?
お断りの文章なんてかえってイラっとくるのでは?
という意見もたしかにありました。
ただ、自分がお嫁さんの実家の立場だったら、自分は贈ったのに何も言わずにスルーされたら寂しく思いませんか?
私だったらちょっと腹がたつと思います。
「こっちは贈ったのに、無視された」って。
しかも親戚なので、今後会わないようにする!ということはできませんよね。
次会った時に気まずい思いをしないようにするためにも、「今回で最後」という旨の案内文をしっかりつけておくのがよいでしょう。
これが一番、角の立たないやめ方じゃないでしょうか?
結婚後のお中元 実家同士でのやめ方
実家同士でのお中元やお歳暮のやりとりをやめたいなと思った時は、上記の通り、贈答品と挨拶状を添えて贈った上で、お嫁さんから直接実家に、「もうお中元とかお歳暮は遠慮したいそうだよ」と連絡してもらいましょう。
ここでも角が立たないように、「今までありがとう」や「今後ともよろしく」といった感謝の気持ちを忘れずに伝えるようにしましょう。
まとめ
お中元やお歳暮といった古い習わしに未だに困っている人もいるでしょう。
中元歳暮行事は先3年とも言われているので、3年でスパッとやめられたらよかったかもしれないですね。
そうはいっても言うのは簡単だけど、いざ当事者になるとなかなか言えないものですよね。
お中元お歳暮を終わらせたい場合は最後にお礼状や挨拶状を添えて終わりにしましょう。
では、ご健闘をお祈りします。
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