椿が枯れたら復活できるのでしょうか?枯れそうになった時の対処方法と原因について解説!
日本を代表する花として昔から親しまれている椿。
名前の通り春の訪れと共に咲く花で、その美しさ故に栽培されている方も多いでしょう。
大切に育てた椿が枯れてしまったらショックですよね?
椿が枯れる原因の1番は水やりのしすぎによる根腐れです。
水やりは水分チェッカーを使うと楽です。
色が白くなったら水やり時期と色で教えてくれます。
また、椿は枯れても復活させることが可能なので安心してください。
復活させる方法はこの後詳しく説明しますね。
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椿が枯れたときに復活させる方法とは?
では、椿が枯れた復活させる方法について紹介します。
椿が枯れた時には放置させず、すぐに適切な対処をする必要があります。
枯れている状態を確認して、土壌が乾燥していて水分が不足している場合は水やりを多くしてみましょう。
葉の表面が乾燥していて、全体的にしおれている場合は水不足が原因と考えられます。
小さな鉢植えの場合だと水をあげても水分不足になっている場合があるので、大きな鉢か庭に植え替えをすると良いです。
枯れている部分を切り取り、根の部分も少し切り詰めてみましょう。
自然実生の株は直根が横に伸びる細根が少ないため枯れやすいのでシャベルで直根を途中で切ります。
そうすることによって細根が多数発生して枯れにくくなります。
椿が枯れそうになったらどうすればいいのか?
椿が枯れそうになったら何をしたらよいのでしょうか。
まずは椿の剪定を行いましょう。
なぜ剪定が必要なのかと言えば、葉や枝が増えることによって通気性が悪くなり、蒸れてしまい、虫や病気、枯れる原因になってしまいます。
剪定の時期も大切です。
椿の咲き終わりに新芽が出る頃を確認して剪定作業を行います。
4月〜5月頃が良いでしょう。
剪定には道具が必要になります。
次のものを用意しましょう。
- 剪定バサミ
- 剪定ノコギリ
- 軍手
- ゴミ袋
- 癒合剤
剪定をするには、風通しをよくする「透かし剪定」と形を整える「切り戻し剪定」のふたつがあります。
「透かし剪定」とは伸び過ぎてしまっている枝や葉の部分、根本から切り落とす方法です。葉や枝の密度を適正にして日当たり、風通しをよくします。
内側に伸びている枝、株の中心となる主枝と競合している立ち枝、平行枝や交差枝、枯れている枝もカットしましょう。
もしチャドクガの卵が見つかったら枝ごと切り取ってください。
「切り戻し剪定」とは、枝を途中で切ることによって、株を短くして樹形を整える方法になります。
切り戻し剪定をすることによって花芽に栄養を行き渡らせる事ができ、風通しが良くなります。
深く切る強剪定をすると太めの枝が伸び、浅めに切る弱剪定をすると細めの枝が伸びていきます。
芽や葉がついている場合は数mm上でカットしましょう。
自分で剪定するのが不安な方は業者に依頼したほうが良いでしょう。
自分で剪定を行って思い通りに行かないこともありますので。
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椿が枯れる原因や時期は?
椿が枯れる1番の原因は水不足です。
椿は耐寒性が強くて多少日当たりが悪い場所でも栽培する事が可能ですが、水やりが足りないと枯れる原因になってしまいます。
水はけの良い土を使用している場合は、土の乾きに注意してしっかりと水やりしましょう。
土が乾燥している場合は注意が必要です。
特に夏の暑い季節は土の温度が上昇しますので根の周囲が乾燥してしまう事があります。冬でも乾燥する地域ですと土が乾いてしまい枯れる原因となってしまいます。
椿は暑さや寒さには強いのですが乾燥には弱いのです。
植え付けから2年未満の若い株は特に乾燥に弱いので水やりに注意しましょう。逆に水はけが悪い土を使うことで根腐れを起こす原因になってしまいます。
水を与え過ぎて土から異臭がするときは、土が水はけ悪く根腐れしている可能性があります。
根腐れを起こしてしまった場合はそのままにしないで植え替えてしまいましょう。
根の腐っている部分を取り除き、鉢植えで根腐れを起こしている場合は地植えに変えてみると良いです。
夏場の水やりは土の表面が乾いてから与えるようにします。
根付いてからは、たっぷり水を与えましょう。
冬場の水やりは土が乾いていたら水を与える程度で良く、根付いた後はそれほど水を与えなくても問題ありません。
水やりは水分チェッカーに任せたほうが楽です。
色で水やり時期を教えてくれますからね♪
他にも枯れる原因として栄養不足、病虫害があります。
特に花が咲き終わった6月頃にかけて油かす等の肥料を与えるようにしてください。
椿の開花後から夏場にかけてチャドクガの幼虫が発生します。
幼虫を見つけた場合は殺虫剤を散布し、卵がついた部分のえだを切り取りましょう。
夏、冬の土が乾燥する時期が一番枯れる事が多いので、こまめに土の状態を確認しましょう。
まとめ
椿は日本の気候に合っており育てやすい植物です。
枯れる前に剪定を行い定期的に観察することも大切ですね。
ツバキは冬の時期に鮮やかで綺麗な赤い花を咲かせます。寒い時期に花が咲くのでちょっとこちらにも元気が出ますよ。
椿の種から取れる油は、食用、シャンプーにも使われており女性に人気のある花です。
つばきの花言葉は「気取らない優美、完全な愛らしさ」です。
椿には「愛」の意味があり、育てた椿を大切な方に贈ってみるのも良いでしょう。
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庭のツバキ(根元周り10cm)を地面から7cm残して伐採してしまいました。これを再度、新芽を出したくメネデールを3か月使用していますが芽がでません。新芽を出させるにはどうすればよいのでしょうか