粘土質の土を柔らかくする方法!畑の固い土をふかふかにするには腐葉土も大事ですよ。
あなたは時期によって野菜が高いと思った経験がありませんか?
そんな時、家庭菜園で野菜作りができたら楽しいと思いませんか。
ただ、家庭菜園と言っても、どうやってやったらいいのか、土はどのように耕したら良いのか悩みますよね。
実際はそんなに難しくなく、粘土質の土を柔らかくする方法があります。
全く使っていなかった畑でもふかふかな土に変わって家庭菜園が楽しくなりますよ。
今回は畑の粘土質の土を簡単に柔らかくする方法をまとめていきたいと思います。
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もくじ
粘土質の土を柔らかくする方法
まずは畑の状態を確認してみましょう。
- 雑草が多いのか
- 土の中に石が多くあるのか
雑草が多い場合、草刈りから始めないと土の状態がわかりません。
春から夏にかけて生えてくる雑草は手で抜いてもすぐに生えてきます。
そこで諦めてしまっては先に進めませんので、どのようにしたら効果的に雑草を除去することができるのでしょうか。
まずは効率よく雑草除去するため天候の事も考え、雨降りではなく晴れた日にしましょう。
短い雑草であれば鎌でもじゅうぶん足りるのですが、高く伸びた雑草で広い範囲で雑草が生えているのであればあれば草刈り機が必要です。
家庭用草刈り機であれば電動の物で4,000〜10,000円位で手に入ります。
短く切ってから根を引き抜く事がポイントになってきます。
しばらく使っていなかった畑に石が多いと感じたのであれば先ず表面上の石を除去することから始めましょう。
それからシャベルを使い深さ50cmくらいまでの石・不要物を除去していきます。
その時に必要なのがフルイとフルイ台です。
フルイは細かさによって様々な大きさ種類があります。
土を掘って、掘った土をふるいにかけて、石・不要物を除去しながら土を畑に戻す作業を何度も繰り返します。
このように畑をふかふかにする下準備が必要です。
そこから土壌のチェックをしてみましょう。
畑がふかふかでも水はけが悪ければ作物が根腐れを起こす原因になります。
土の酸性度(pH)や電気電動度(EC)の状態でも作物の育ち方が変わってきます。保水性を上げるためには腐葉土、水はけを良くするのには鹿沼土を混ぜると良いでしょう。
他に粘土質の土を柔らかくする方法として、土の状態を変えてくれる野菜を植えるのもありです。
菜の花は水はけをよくする?
菜の花は土の状態を変えてくれる野菜としておすすめします。
菜の花の葉は柔らかく、育ててしばらくすると枯れてしまいます。
そのままにしておくと乾燥した土が粘り気のある土に変わってきます。
そして残った根が腐っていき、水はけの良い土に変化していきます。
畑の固い土をふかふかにするには
硬い土をふかふかにする方法は堆肥を入れる事と他にも方法があります。
ではどのような方法・堆肥を入れたら良いのかみてみましょう。
籾殻(もみがら)
籾殻は時と場合によって無料で手に入れる事ができます。
畑の土に混ぜることによって適度に通気性が良くなり野菜の根張りが良くなります。
土の上に敷いて乾燥防止の役目もありますので使い勝手は良いです。
籾殻は通気性と透水性があるので堆肥との相性もバッチリです。
バーク堆肥
バーク堆肥は樹皮を再利用したもので有機堆肥なので害虫が野菜につきにくい特徴があります。
土に混ぜると保水性・排水性・通気性・保堆力が改善され病気予防にもなりますのでおすすめです。
腐葉土
腐葉土とは落ち葉を長期間熟成させたもので、樹皮等の堆肥を含んだものもあります。窒素分が含まれており、大量に土に入れても土壌の生育に全く影響はありません。
EB-a
EB-aは水に薄めて散布する土壌改良材です。
透水性・通気性・保水性を向上させますが天然由来の土地改良材ではないので効果の持続性はそれほどでもありません。
石灰
石灰の主成分はカルシウムで野菜の生育にはかかせないものです。
ただし使い過ぎには注意です、石灰が蓄積し土壌環境が悪化してしまう事もあります。
堆肥等を上手に組み合わせて使用することによって土が常にふかふかの状態を保つ事ができます。
畑の土を土壌改良するには天然腐葉土が安上りです。
天然腐葉土はエコで環境にも財布にも優しいのでおすすめです。
ではどのようにして天然腐葉土を作るのでしょうか。
じつは初心者でも簡単に作る方法がありますので紹介します。
・落ち葉
・米ぬか
・野菜くず
・ダンボール
まずはダンボールに近くの公園等に落ちている落ち葉を集めて入れます。
米ぬかを入れます。
米ぬかは精米機があるお米屋さんに無料で置いてある事もありますし、お店で購入する事もできます。
家で出た野菜クズ(じゃがいもの皮・りんごの芯・にんじんの皮)を入れます。
乾燥してきたら水を足して週に1度はかき混ぜると良いでしょう。
置き場所は雨の当たらない日陰だと発酵が進みやすくなります。
まとめ
・先ずは畑の土の状態を確認しよう
・堆肥等をバランスよく使用する
・時間があれば何度も土をおこしておきましょう
・自作天然腐葉土を作ってみましょう
粘土質の土の中には様々な状態があり、農作物にあった土壌になるため時間がかかる場合もあります。
土がふかふかになることによってどんな野菜を植えて、いつか収穫できる事を考えただけでワクワクしてきます。
今回ご紹介した内容を参考にし最適な土作りに挑戦していただき、家庭菜園が楽しくなって欲しいです。
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